シュラフ&マット
シュラフに求めるのは快適さ。この一言です。そのシーズンの気温、野営する標高に合ったものをセレクトしないと快適に寝ることが出来ませんが、3シーズン用が一つあれば、シュラフカバーやインナーなどを併用して、ある程度フレキシブルに1年を通して使用できることでしょう。あとはその重量かな?
ノースフェイス・ブルーカズー3シーズン
オススメ度★★★
そしてこれがそのイワク付きのシュラフ。梅田のロッジで購入したと思います。3シーズンオーバーの保温性を誇る、シュラフのベストセラー。当時3万円を越える価格はかなりの高級感がありました・・が、今では軽いシュラフがあちこちのメーカーから出ていて、もはや時代遅れなのだろうか・・。
でも、この爽やかなブルーのシュラフに包まれて、マットを引いて仰向けに眺める初冬の星空はまさに格別!
肌寒い空気流れる誰もいない山の夜、歴代の冒険者が同じように星空を眺めたんだろうか?と考えながら、いつしか深い眠りにつく・・そういうアンティークな夜を演出してくれる不屈の一品だ。

マッテンベル・ST−350
オススメ度★
いつだったか、梅田のIBSで購入。羽毛じゃなくてダクロンホロフィルと呼ばれる人工羽毛が入っている。サマーシーズンの山小屋泊まり、サイクリスト、バイクツーリスト、キャンパーまで・・という謳い文句でカタログに出ているが・・夏にテント泊で使うとかなり暑いし850gは重い。(^^;
春秋にツーリング時にシュラフカバーと併用で、タープのみあるいはツェルト内で使うのがいいかも。


モンベル・ライトアルパインマット
オススメ度★★★★
シュラフやシュラフカバーなどと同じく、快眠を得るために必要な道具がこのマット。山でテントを張る場合、地面が平らであると言う保証はないし、夜には地面が冷えて体温を奪っていく。そういったことへの対策として、また疲れた体を夜という短期間で出来るだけ回復させるためにもマットは快適なものを選びたい。
しかし快適なマットであるということと軽いと言うことは相反すること。持ち運びに便利で快適なマット・・というものはないのだ。僕は快適性を求め、今まではカスケードデザインのリッジレストを愛用してきた。リッジレストは水切れがよく軽いがとてもかさばるので高山での使用には不向きかもしれない。
このモンベルのライトアルパインマットはそのバランス的にもなかなか優れた一品。半身だがその分軽く、中のフォームの固さもちょうどよく、他のマットよりもしっかりしているように思う。
また、携帯性も優れ、空気を抜いて丸める収納で最後に縫い付け付属のベルトでコンプレッションするとレインウェアよりもコンパクトになり、他のマットに比べてもフォームの内容量の割に軽くて小さいのがグッド。
お値打ち価格なのもうれしい。

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